大人ニキビの原因・ホルモンバランス
大人ニキビ
大人ニキビの原因として「ホルモンバランスの乱れ」がよく挙げられます。実際そのように診断された方も多くいるのではないでしょうか?
生理前後ににきびが発症しやすくなることからも、実際にそのような傾向があります。
よく言われるホルモンの影響とは、主に性ホルモン(男性ホルモン)の作用で、ニキビの発症条件の一つである皮脂分泌量の増加が見られるという点です。
しかし、ホルモンバランスの乱れで、ニキビが発症するわけではありません。正確には「ホルモンバランスの乱れで、ニキビ発症条件が揃い続け、跡が消えにくい状態」が続くわけではありません。
ここで思い出して欲しいのは、ニキビ自体は湿疹や蕁麻疹のような発疹とは違うものだということです。
ニキビは、@毛穴の閉塞、A皮脂分泌過剰、Bにきび菌の増殖の条件が揃い発症する症状です。
この条件が揃ってしまう「肌」の状態を改善できない限り、ホルモン治療などを行っても、再発は防げませんし、角質層の形成に問題がある場合ニキビ跡がキレイに消えることもありません。
また、どのような治療でも、多くの場合副作用や後遺症といったリスクがあります。「慎重に」と言うほかありません。
重要なのはあなた自身が、目的が「今あるニキビさえ治ればいい」なのか、それとも「キレイな肌にしたい」なのか?をよく理解し、その上で目的に合う方法をチョイスすることです。「慎重に」と言うほかありません。
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